MacOS BigSurを対象外のiMacにインストールする手順

 MacOS Big Surがリリースされました。

しかしながら利用しているiMacはLate2012ということで遂に対象から外れてしました。

8年も使っていれば無理もありませんね。

今回はMacOS Big Surを対象外のiMacにインストールすることを試みます。

基本手順は正式版Big Surを非対応Macにインストールする方法を参考にしてます。

WiFiのパッチ適用の手順も記載します。

まずはインストーラをダウンロードします。

インストーラは「bigsur.s3.fr-par.scw.cloud/InstallAssistant.pkg」でググるとダウンロードページが見つかります。12GBくらいあってダウンロードは1時間以上はかかりました。。


InstallAssistant.pkgをクリックしてインストールします。すぐに終わりました。

USBメモリ等の外部ボリュームをiMacに接続します。13GB以上は必要です。

ターミナルを起動して以下のコマンドを実行します。
インストールボリューム名にはUSBのボリューム名を指定します。

$ sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/インストールボリューム名
Ready to start.
To continue we need to erase the volume at /Volumes/Install.
If you wish to continue type (Y) then press return: y
Erasing disk: 0%... 10%... 20%... 30%... 100%
Copying to disk: 0%... 10%... 20%... 30%... 40%... 50%... 60%... 70%... 80%... 90%... 100%
Making disk bootable...
Install media now available at "/Volumes/Install macOS Big Sur"

USBのボリューム名が「Install macOS Big Sur」に変わりました。

次にmicropatcherをダウンロードします。

緑色の「Code」ボタンをクリックして「Download ZIP」



展開すると「big-sur-micropatcher-main」というファイルがダウンロードされました。

ターミナルでmicropatcher.shを実行します。

$ /Users/ユーザ名/Downloads/big-sur-micropatcher-main/micropatcher.sh
BarryKN Big Sur Micropatcher v0.5.1
Thanks to jackluke, ASentientBot, highvoltage12v, testheit, and
ParrotGeek for their hard work to get Big Sur running on unsupported
Macs! (See the README for more information.)

Checking read access to necessary directories...
Access check succeeded.

Patching com.apple.Boot.plist...
Installing trampoline...
Copying shell scripts...
Adding Hax dylibs...
Adding kexts and other binaries...
Saving patcher version info...

Syncing.

Micropatcher finished.

完了したら再起動をします。起動時に「opstion」ボタンを押し続けます。

起動ディスク選択の中に「MacOS Big Surインストール」が出ました。

選択するも、画面は進まず。どうやら失敗のようです。。



試行錯誤してます。続く…

以下のサイトを参考に実施したら上手く行きました。

【完全ガイド】macOS Ventura に非対応の古い Mac に Ventura をインストールする方法【OpenCore Legacy Patcher / OCLP】

「OpenCore Legacy Patcher」というソフトウェアを利用してアップデートする方法です。

実際やってみての注意点としては、アップデートにはSSDが推奨されること。外付けUSB（16GB以上）とローカルディスクに30GB以上の空き容量が必要です。

空き容量が無くて何度も止まってしまいました。



今のところ安定して動作してます。

MontereyやVenturaへもアップデートできるようなので実施したいと思ってます。

MacのディスクユーティリティでBOOTCAMPをバックアップする

 

MacのBOOTCAMPでWindos10を入れて利用しています。 外付けハードディスクにBOOTCAMPを丸ごとバックアップことを試みます。 ディスクユーティリティを起動して外付けハードディスクをフォーマットします。 バックアップ先のハードディスクを選択し「消去」ボタンをクリックします。 任意の名前を記入（「BOOTCAMP_bk」としました。）

フォーマット「exFAT」を選択。

「消去プロセスが完了しました。続けるには”完了”をクリックします」という表示が出たら、完了をクリック。 フォーマットした「BOOTCAMP_bk」を選択し、ディスクユーティリティの上部メニューの復元をクリック。

バックアップしたい、復元の元となるボリュームを選択し、復元をクリック。

すると以下の表示のとおり「復元プロセスを完了できませんでした。続けるには”完了”をクリックします。」となり復元できませんでした。

「Could not change the partition type for /dev/disk2s10 - その操作は許可されていません 　操作を完了できませんでした。（OSStatusエラー1） フォーマットを選択を誤ったかと思い「exFAT」以外の「MS-DOS（FAT）」、「Mac OS拡張（ジャーナリング）」「APFS」を指定するもどれも復元できず。。

そこでディスクユーティリティ→ファイル→新規イメージ→”BOOTCAMPからイメージ作成”を選択。バックアップ先のディスクを選択し”保存”をクリック。

バックアップ先のディスク内に”BOOTCAMP.dmg”が作成されました。 一旦これでバックアップはできたようです。