中小企業白書
中小企業白書とは、中小企業基本法に基づき中小企業の動向や中小企業向けの施策を政府が毎年国会に提出する年次報告のこと。つまりこの白書の作成は法律で定められている。
2021年度版の中小企業白書
大きく第一部と第二部に別れる。2021年度版の特徴としてはやはり感染症に伴う影響を踏まえた内容が大きな割合をしめている。
第一部では中小企業の動向
- 日本経済全体を俯瞰した上での中小企業の現状、雇用状況、取引環境、取り巻くリスク(第一章)
- 多様な事業者、労働生産性、開廃業率の状況(第二章)
- 中小企業の類型を4つ(地域資源型、地域コミュニティ型、グローバル型、サプライチェーン型)に分け、それぞれの目指すべき方向性とそれらに対する支援・政策(第三章)
第二部では危機を乗り越える力
- 財務分析、資金調達、危機を乗り越えるための取り組みや事業環境の変化への対応など感染症の影響を踏まえた経営戦略(第一章)
- デジタル化に向けた動向、現状、課題、組織改革(第二章)
- 事業継承を通じた成長発展、M&Aを通じた経営資源の有効活用(第三章)
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