ある事柄を伝えるために一度利用した用語は、終わりまで一貫して同じ用語を使います。
例えば、以下に二つの文章があります。
①システム機器のサポート期限が到来するため、更改に着手する
②サーバの保守期限が近いため、老朽化対応に着手する
②サーバの保守期限が近いため、老朽化対応に着手する
これらの表現を同じ資料の中に別の箇所で記載してしまうと
書き手としては同じことを言っているつもりでも、読み手からすると表現が違うことにより
別のことを意味していると感じてしまうのです。
読み手にとって、別の意味を読み取る、考える時間などありません。
明確な意図が無い限り、むやみに別の用語を使うことは避けましょう。
読み手を混乱させるだけです。