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2025年1月4日土曜日

子育て 「叱ったところで子供の行動は変わらない」

子供が言う通りにしなかったり、問題行動を起こすとき、親は叱ります。私もよく叱ります。

子供を自分の思うとおりにさせるには、叱ることが有効だと考えてます。
ところが、叱ることで子供は親の言うことを聞いてくれるのでしょうか?

これまで聞いてくれたためしがありません。。

つまり、行動をあらためてもらいたい場合において叱ることは適切ではない、ということに親が気づくべきです。
もし叱ることで言うことを聞くことがあるとすれば、それはただ親が怖いからです。
それで親の言うとおりになったとしても、その子供は親から叱られないための行動しかせず、
将来何かやろうと思っても消極的な子供になってしまいます。

ではどうすれば良いのでしょう?

叱るような行動をする時は、まず冷静に言葉で説明しましょう。
言葉で説明せずにはじめから叱るのは、親が子供に対して、説明しても理解できない、と思っているからです。
それはすなわち、子供を対等にみていないことになります。
もちろん、説明してもそもそも言葉が理解できない年齢があります。2~4歳くらいでしょうか。
それでも説明することが大切だと考えてます。大事なことを言っているかどうかはわかるはずです。
また、親が犯す多くの誤りは、言葉が理解できない2~4歳くらいにやってしまった叱り方を
その後もずっと続けてしまうことです。

子供を対等にみれない場合は、子供との関係はよくはならず、そこには主従関係が生まれます。
頭ごなしに叱る親を子供は好きになれません。

叱ることで関係が悪くなり、ますますいうことを聞かなくなる、
いうことを聞かないからさらに叱る、ついには恐怖を感じるまでに叱り、強引に行動をやめさせる。
恐怖で行動をやめた子供は消極的になる、といった悪循環が生じてしまいます。

私は本当にやめさせたくて叱る場合、
「命に関わること」と「法律に反すること」
の二つだけにしようと心がけてます。
それでも、なるべく叱るのでなく言葉で説明したいと考えてます。

でも、子育てでイライラしていたら、どうしても感情的になってしまうのですけどね。

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