外注管理
本来企業内で製作したり作業したりすべきものを外部の業者に発注することを外注という。外注の目的は、外部の経営資源を有効に活用し低コストで品質の良い製品を生産することである。
主な具体的目的を以下に記載する。
①自社にない専門技術の活用
②過剰な設備投資の回避
③需要変動に対する緩衝
④生産能力の調整
⑤コストの引き下げ
⑥協力企業の育成
⑦廃止部門の代替え
OEMのメリット
発注企業のメリット
①生産設備への投資が陳腐化してしまうリスクの回避
②製品供給からの解放
③当該製品の技術標準や自社ブランド力維持に注力できる
供給企業のメリット
①ブランドの維持育成や販路開拓からの解放
②技術開発、製品開発や生産に専念できる
③複数の取引先を確保することで生産量を確保でき、規模の経済を実現できる
外注先に対する納期管理
①余裕日数をみたリードタイムの設定
②生産計画、発注、納入、検収などのシステムの確立
③外注先の進度管理を充実させ、納期管理体制を整備する
④外注先の能力や特徴を勘案した上で適切な外注先を選定する
⑤外注先の能力把握と指導育成を強化する
⑥IT活用で事務作業を合理化、迅速化する
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